オランダのクリスマス

11月終わりにスペインからシンタ・クラースが船に乗ってやってきました。
12月5日にはあちこちと子供達のいるところを廻ったシンタのおじさんがアムステルダムの街に戻ってきたそうです。
このころはシンタのおじさん以外にこれといって街の中にクリスマスの雰囲気はありませんでした。
なんだか物足りないなあ、これもプロテスタントのお国柄かなあと思っていましたら・・・
ここ2,3日、どこの家もすっかり豆電球の飾り付け。
例のごとく窓がキャンバスと化し、それぞれ思い思いの飾り付け。もちろんきらきらと。
室内には大きなクリスマスツリー。そして庭の木には豆電球がまるで夏の夜の蛍の群れのよう。

ゴーダ市のクリスマスツリーも見てね



暗くてよく見えませんが、
玄関前の庭は星をちりばめた天の川のよう。
よその家を撮影するのはかなり気が引けるので、
この程度にしか撮れませんでした。
こちらは、玄関のひさしの上にトナカイと
そりに乗ったサンタクロース。
小さく見えますが、結構大きいのです。
風が吹くとゆらゆら揺れるところを見ると、
おそらくとても軽い材質で出来ているのでしょう。
街のあちこちに開いているOliebollenのスタンドです。
げんこつくらいの大きさの揚げ菓子。
オランダ人はみんなこの素朴なお菓子が大好き。
17/12/1999 at Amstelveen