オランダのサッカーチームの名前を挙げてみて、と言われて真っ先に出てくるのがアヤックス。他はとっさには思い出せないくらい、オランダサッカー=アヤックス。
外側は何度も見ているし、アヤックスミュージアムにも何度も足を運ぶ機会があったけれど、スタジアムの中までは入ったことがなかった。見学したいけど時間を決められたツアーに入らなければならない。だから、その機会がなかった。このマーク、チャールトン・へストン演じるベン・ハーみたいなこのエンブレムは、オールド・ミーハーサッカーファンの私には憧れの的だったのだ。その望みが今日こそ叶う・・・ |
|
このチケットは町のキオスク(またの名をタバコ屋と呼ぶ)で購入する事が出来る。バーコード入りだ。スタジアムの下が巨大な駐車場になっていて、このチケットを見せると「はい、あなたはこっち」と整理員が道案内。駐車料金は一律30ギルダー。今のうちに料金精算機で支払いを済ませておく。
そして、一端スタジアムの外側に出てから、チケットの席に近い入場口へ。そこには写真のような改札口があり、チケットのバーコード部分を機械に読みとらせて無事通過。 |
|
観客席はこんな風に彩りよく塗り分けられて、遊び心満載。上の方にはこれまでのアヤックスの戦績を湛えたバナーが誇らしげに掲げられている。
あっ、レッズの選手達がウォーミングアップ。遠くてよく見えない。
試合は1対1の引き分け。アヤックスに浴びたシュートはどれだけあったか。レッズは殆ど自陣でのプレーを強いられている。それでもチャンスはあるものだ。後半8分、あの路木がシュート! その後、アヤックスに一点入れられたが、あの一点は文句なしの、それも何度となく同じパターンでシュートしながら外していた、入らなければおかしいような綺麗なシュート。得点したの選手の名前は忘れたが、ブライアン・ラウドルップの実に美しいシュートを何度も間近に見られたのは大収穫。 |
|
場内は、ちょうど後楽園ドームのように観客席の外側にぐるりと食べ物コーナーが並んでいる。
面白いのは、このカード販売機。場内は現金では一切買い物できない。プリペイドカードで10,25,50ギルダー分のカードがある。 お金の単位がギルダーと呼ばずに、このスタジアムの名前と同じArena(アリーナ)と呼ぶのが、子供達の夢をはぐくんでいるようで、微笑ましかった。 |